2002/9/14

前日深夜に苫小牧を出航し、朝9時半に八戸到着。
寝てる間に着いてしまうというのはかなり便利である。
しかし、行きの夜の北海道はさすがに寒かった。
途中余りの寒さで腹が冷えたから休憩してたら、ジーンズのファスナー全開で走行していたことに気付く。
そりゃ、腹冷えるっつーの。

第一日目の予定としては八戸を出発した後、十和田湖経由で西進し面白そうなものがあったら適当に立ち止まって見るという、結構いい加減な感じだ。
すぐに西に向かっても良かったのだが、先日ネットサーフィンしていて興味深いモノを見つけたので進路を北に取り三沢へ向かう。
県道19号を北上していると、百石町でいきなり変なもの発見。

「←日本一大きな自由の女神像 2km」

看板を見るだけで、ヤバい香りがプンプンとする。
旅の幸先良いスタートだ。


さすがに「ウルトラクイズ」の決勝戦は行われていなかった。
ちなみに、ココのすぐ近くに「日本一大きなイチョウの木」っていうのもあった。
余程日本一好きな町らしい。







何でも、ニューヨークとここ百石町が同じ緯度(北緯40度4分)であることから制作を思い立ったらしい。
「自由の女神」の本家でもないくせに「日本一」と誇らしげに言うことや、「40度4分にちなんで、本物の1/4の大きさで制作」という熱いこだわりは他所者のオレには理解の範疇を超えていたが。

県道に戻って三沢市に入る。
わざわざここまで回った目的は「寺山修司記念館」を訪れることだ。
ネットがきっかけでたまたまココの存在を知ったのだが、10代の頃氏の革命論的なエッセイに大きな影響を受けた俺としては是非とも押さえておかなくては。
ファンなら結構楽しめます。
場所はちょっと分かり辛いけど小川原湖近くの市民の森公園にある。入場料300円。


外観はすごいアバンギャルド。
八戸から割と近いので、フェリー待ちの時間潰しなんかにいいかも。








後は十和田方面に向かうだけだが、休憩のためR4の道の駅「とわだ」に入ろうとしたら後ろの車が激しくクラクションを鳴らしてくる。
「何だ?喧嘩売ってんのか?」と思いバイクを止めて後ろの車に近付くと、あら大変。
「お兄さん、黄色い袋バイクに積んでたでしょ?ちょっと前のバイパスの交差点の近くで落としたよ。」(実際の会話はかなり激しい青森訛りでした)
なにっ!
早速荷物を確認するとネットのフックが1つ外れていて、レインウェア一式を入れていた袋が無い!
さては先程記念館で荷物ゴソゴソしていた時に緩んだのか?

慌てて3キロ程来た道を戻って見ると、対向車線に黄色い袋がコロコロと転がっているのを発見。
車が通らない時を見計らって回収するも、既に何度か車に轢かれたらしくカッパのパンツはボロボロになって、所々穴が開いていた…。
ちなみに俺のカッパの色はブルーであるが、気分も一転してブルーになったことは言う間でも無い。
しかも、コレが後で大きな災いになるとはこの時点では知るすべもなかった…。

次の目的地は十和田湖へ向かう途中にある新郷村である。
R4からR454に入るはずが間違えて農道に入ってしまう。
結果的に大正解で、信号も民家も無い道をストレスもなく快適に走る。
しかし、こんな道でも通らないとコッチは下道だと全然距離稼げないですな。

しばらく進むと、知るヒトぞ知るミステリースポット、「キリストの墓」に到着。
コレまた胡散臭さ全開である。

写真左:
件のキリストさんが眠っているらしい、墓。
看板に書かれた説明では、ゴルゴダの丘の処刑を逃れてここ新郷村まで逃れ、一生を終えたらしい。
超有名人の墓の割にとても安っぽいのは愛嬌か?
写真右:
一人旅の最大の弱点はこういう看板で気軽に顔を出して写真を撮れないことである。
三脚立ててセルフで、なんていうのも悲しいし。



十和田湖に向かう国道は連休ってこともあって大型バスの走行が多く、道も狭く見通しが悪いカーブの連続なんで湖畔に着いた時は既に2時半。
十和田湖の駐車場は超混みだし奥入瀬方面回っちゃうとさらに遅れそうなんで、ここはどっちもパスして前進。


一応十和田湖に来た証拠として、名も無き砂利の駐車場でパチリ。
つーか、ドコの湖だか全く分かりませんが。








本日は日本海側の深浦辺りまでは行くつもりなので、先ずは弘前方面に向かって走る。
白神山地を林道通って行くと最短距離なのだが、50kmもダート走る勇気は俺には無いし。
時間的にかなり厳しいけど黄金崎の不老不死温泉の露天風呂に夕日を眺めながら入って、今日一日の旅を終えたい。

一旦鯵ヶ沢まで出て、R101を南下し深浦町の八森山町民の森キャンプ場に着いたら既に6時過ぎ。
馴れない土地を行き当たりばったりの下道オンリーで300km以上移動して来たのでかなり疲労困憊だったが、テント設営の後買い出しと入浴の為不老不死温泉へ。
既に真っ暗だったので夕日は当然ダメ。せめて露天だけでもと思ったが、日没後は露天は閉鎖されていた。
何の為にここまで来たのやら?
それでも永遠の命を得たらしいので、それで良しとするか。

入浴後買い出し出来そうな店も全く無かったので、途中にあった地魚料理の店で食事を済ませて戻る。
戻ると9時をとうに回っていたので、キャンプ場に戻ると誰も起きていなかった…。




←BACK |↑TOP | NEXT→